ふりかえり_修士1年Sセメ

ひっさしぶりにブログを開こうと思って、「だーごのムダばなし」でGoogle検索かけてみたけど検索の箸にも棒にもかからなかった。SEO狙ってるわけじゃないけどちょっと寂しくなった。どうもダーゴです。Twitterも久しくつぶやいてない気がする、自分用メモを兼ねた生存報告。

 

 

4月の目標の振り返り

と言いたいところだが、目標もなにもなかった。立ち直るので精一杯だったらしい。そんなこんなな状態+内部生ワイだけで、不安9割期待1割に胸が膨らんだ大学院生活がスタートした。
 だが人の引きは昔から最強なもので、閉鎖的な環境に外部から5人の新しい風。それも爽やかなパリピ風。苦節4年、ついにコンタクトデビューを果たした。
 

 

セメスターでやったこと

6つを順に。順番は適当。

 

①TA

学びを1度で吸収できるほど優秀ではないので、とてもよい復習になった。総じて楽しかったが、漠然と掲げていた、できない子に手を差し伸べる、はあまり達成できなかったのが残念。自分自身ができない側だったので、そういう子たちの力になれるようなTAでありたかったが、結局はTAに積極的に質問してくれる好奇心旺盛な子のほうの名前を先に覚えてしまうし、オフラインとオンライン併用の授業の中で、その壁も取っ払えないままだったように思う。具体的な戦略まで立てないとだいたいの目標は達成できないまま終わるな~、としみじみ。敷地も変わったし改めて自分でやってみたかったが完全にキャパオーバーし断念。

 

②スタジオ(設計演習)

大学院唯一の授業。グループワークで、なによりチームメンバーに恵まれた。運ゲー勝ち感すらあった。終始楽しく行うことができたし、成果物も気に入っている。チームでの成果物の出し方の模範を経験できた。意思決定の素早さが良かったかな。あとは他学科におともだちができた。

 一方で、将来海外院に進学する可能性を考えると日本の都市計画で学べることは復興かなと漠然と思い履修したが、予習復習が全くできず、復興まわりの知識がほとんど頭に入ってこないまま終わった。それから個人のスキルを活かしてチームのアウトプットを生む、という形だったので、個人としてのスキル上達はそんなになかった。

 

③コンペ

結局セメスター中に3つ出した。おわらせられなかった卒業制作の代理戦争、といってはなんだが、その不完全燃焼をどこかで晴らしたいという気持ちが少なからずあり、それもあってかコンペの種類問わず誘われるがままに出た。インプットの足りなさをいやというほど自覚したので、図面トレース・PJに立ち戻りたいと感じた。その先で、もう1年半ある中で、1つか2つ出せたら満足かな。Adobeはだいぶ使い慣れてきた(反動でパワポがやりにくくてしょうがない)。実際に経験することでコンペの性質や向き不向き、自分の素直な実力など、いろいろわかったし、出てよかったと素直に思う。

 コンペの性質上コスパが悪いなと思うものに入賞を狙いこんでいく気概が足りなかったのは反省。研究室同期も入賞していたし、悔しい限り。あと忙しくて終始チームメンバーには迷惑をかけてばかりだったのもとてもよくなかった、反省。

 

④プロジェクト(=研究室が外部と提携して行うまちづくり活動)

全くできなかった。てんでダメ。なんというかalways暗中模索。方向性が見えなかったしいつも手探りで自分が何やってるかがわからなかった。海で迷子になって行く当てもない船をこぎ続けた感覚。最近は多少ましになってきた、迷惑のかけかたがすごかった、、、。
 一方で、学び甲斐も一番あった。特に①チームで物事を進める方法②クライアント視点で成果物を考える③全体を俯瞰しながら目の前の作業に集中する、あたりはいつも考えさせられた。スタジオとは比べ物にならない難しさは、成果物の多さ、人数の多さ、メンバーの多様さ?から生じている、、、のだろうか(要検討)。

 学生は学ぶ立場である、と思う一方、典型的な学生への労働搾取を目の当たりにしている、気もする。

 

⑤就活

設計事務所たてて独立するか大手に行くかの2択。結局後者。デべ専願でサマー1/5。終わってみて友達に面接練習をしてもらったら改善点が無限にあって、落ちて当然、と思った。だいたい行きたいところも見えてきたので、他の業界も少し見てみることにしようと思う。

 

⑥研究

言及するほどやってない。

 

総括/雑感

修士課程に進んだからといって偉くも強くもなれるはずもなく、学部の頃サボったツケを回収した日々だった。自分に足りなかったスキルを磨く時間をお金で買っている感じ。研究が進めばランドスケープ史にはそこそこ詳しくなり、少しは"修士卒"らしさが出てきそうではある。

 就職するために大学(院)に通ってるわけではないが、学ぶために大学に行っているかというとそれもまた違う気がする。PJが活動の中心にある幣研究室にいるからかもしれないが、お金以外で学生と社会人の境目がどこにあるのか、わからなくなってきている。

 やってることは6つのどれでも変わらない。上位計画から分析、提案までつなげること。そのうえでとにかく目の前の手を動かすこと。

 学部卒に求められる資質と院卒に求められる資質がわかってきた。だからなにってこともないけど、人生長いし、両方経験してもいいんじゃないでしょうか。

 

 

今後の目標、方向性

長期

大まかには、みんなが幸せに生きていく環境をつくれたらいいな、と。そこに対して建築/ランドスケープ・都市計画・不動産、という立場からアプローチできたらいいな、と。そのうえで、大学で設計を学んで、少しばかりランドスケープに詳しくなって、社会人になってからは不動産を学ぶ、というざっくばらんな方向性でいければいいな、と。設計みたいな理系的スキルは大学でしか学べないけど、不動産は後から学べるみたいなので。

 ただやっぱ若いうちに何かつくってみたいんだな。んで、やっぱ家建ててみたいですな。図面かいてみたいし、面白そうな不動産とかかわる機会があったら手を出してみたい。

 

短期

夏休み:PJ(8月)、9月は図面トレース、ランドスケープ史。研究と就活を少し。

秋セメ:研究、就活、スタジオ、PJ。

 

 最後に

先週ギックリ腰ならぬギックリ肩になって2日間ほどガチの寝たきりを経験した。ギックリ腰と全く同じ発症原理の痛みが頸椎―背中に起きているらしい。なるほどギックリ腰が動けないわけだ。今もまだ肩が痛い。もし文章全体が根暗で元気ないなと思ったら、たぶんこれが原因。昔、人生でこれが大事だトップ3みたいなのを見て、ほぼ30%ずつでお金・家族友人・健康とあった。それ見たときは健康がしっくりこなかったけど、今はめちゃめちゃわかる。

 よく言えば地に足着いてきた、悪く言えば夢がなくなってきた。もう少しぶっ飛ばしてもいい気がする。

 まじで文章全体が駄文になっちゃったけどまぁいっか。