ダンス歴5時間のぼくがいっちょまえにダンスを語ってみた

突然ですが、留学といえば?

そう、

 

「ダンス」

 

ですよね。合ってた人はぼくと友達になれます。おめでとう。

やっぱほら、コミュニケーションって言葉だけじゃないじゃないですか。英語伝わんなくたって中国語伝わんなくたって、最悪スマイルとジェスチャーで伝えればいいし、ダンスできれば俺の熱いハートもきっと誰かに届くはず。

そう思うは必定、届け愛情、世は無常。

 

って、僕が始めたのはラップダンスじゃなくて。

 

「バチャータ」

というダンス。とりあえずどんなものか見てみると、こんな感じ

www.youtube.com

 

ラテン系の踊りで、「サルサ」の親戚らしいです。ダンスとは22年縁がなかった自分ですが、それでもかろうじてサルサは聞いたことありましたわ、えぇ。

 

ところでみんな思ったことでしょう。

🙍‍♂️🤯🤢🙎‍♀️「お前がこれやってんのwwwwwwwwwwwwwww」

 

まぁ、わかるよ(笑)俺もそう思いますもん。

いや、なぜよりにもよってこれになったかというとですね、単純で、友達と話してて

僕「留学行く前に、1回ダンスやってみたいんだよね〜」

友「あたしいまバチャータっていうダンスの教室通ってて、今度そこで初心者向けのバチャータのイベントするんだけど、くる?」

とお誘いを頂いたからです。世の中ご縁で広がる世界。

 

 

そんなわけでですね、今回はダンスについて語ります!!

 

 

 

1、バチャータとはなんぞや???

まずは改めて、バチャータの紹介です。

ラテン系の踊りであると先ほど言いましたが、もうちょっと具体的にいうと、バチャータのダンスとしての特徴は

  • 男女ペアで踊る
  • ヒップホップ的なキレはないけど、なめらかでリズミカル

あたりにあると思います。大学の文化祭で踊るダンスみたく決まっているものではなく、イメージで言うと社交ダンスだよ〜っていうと、比較的よく伝わる気がします。

 

それにしてもダンスのダの字も知らなかったワイ。いや、それはさすがに盛ったな。

俺もダンス踊ったことがないわけじゃない。高校の時文化祭の出し物で踊るためにみんなで練習してたわ、そしたら俺ヘタすぎて一番うまいヤツ(仲良かった友達)にガチ説教くらったな、懐かしい。ちなみに踊った曲は乃木坂46おいでシャンプー」。これを男子校で踊る地獄絵図、僕らの青春。 

 

話がそれた。何にせよ、サルサどころか、猿回しのサルよか踊れない自分はダンス、とりわけペアダンスに対していくつか偏見がありました。以下、それを解消する形でもうちょっとバチャータの紹介をしてみようと思います。

 

 

2、ペアダンスへの偏見が解けたよ

全世界のペアダンス未経験者の鬱屈とした偏見を、今ここで代弁してみましょう。

ざっとこんな感じではないでしょうか。

  • 俺がペアダンスやったら、距離の近さに緊張して固まる説
    あの距離感、見てて羨ましいですよね。それな。
  • ペアダンスやってる男、みんな下心しかない説
    弊大学でも社交ダンスのサークルとかあるらしいですが僕そこに入ってる男子みんなこれだと思ってます。
  • ペアダンスやってる女子、みんなかわいい説
    独断と偏見に基づく当社調べ。

  

さて、これらの偏見がどう変わったのか?

 

 

  1. ペアダンスやってる俺、距離の近さに緊張して固まる説

→否。

 

意外ですね。自分でも意外でした。なんというか、ダンスやってる時って、その世界の距離感があって、その中にいると普段からすれば近い距離感も至極自然なように感じられるんです。だから、顔どうしの距離が30cmとか、時には20cmくらいになるんですけど、全然その類の緊張は起こしませんでした。不思議。

 ただ、シンプルに僕が下手すぎて、体が硬いのは合ってました。

 

 

2.ペアダンスやってる男、みんな下心しかない説

→否。

 

これも意外でした。てか、むしろ真逆でした。バチャータって、先ほども述べたようにペアダンスなんですけど、片方がリーダー、もう片方がフォロワーという明確な役割分担があります(基本的に、リーダーが男性で、フォロワーが女性)。そして、ただ音楽に乗るダンスで、譜面のようなものはなく、ダンスの進行は完全にリーダーがリードします。どういうことかというと、例えば、女性がクルっと1回転するワンシーンを思い浮かべてみてください。あれは女性が自分の好きなタイミングで回るのではなく、男性がリズムに合わせて女性の手を上に持ち上げながら回し、女性に「回ってね!」という合図を女性が受け取って、女性が回っています。つまり、男性は常に女性をリードし、女性に対するジェントルマンな姿勢が求められます。相手への配慮も、手の握り方や目の合わせ方など、まさにノンバーバルなところで伝わっていきます。日常生活への示唆に富んでいることのまぁ豊富なこと。

あと下心に関して言うと女性は触られ方というか、男性の支え方から下心の有無はわかるそうです。それは僕ら男性陣からもわかる気がします。普通に踊ってれば、誤解を招くことはありません。

 

 

  1. ペアダンスやってる女子、みんなかわいい説

→正。

 

うーん、正しいものは正しいからそれ以上言うこともなくね?と思いつつ一応補足。さっきのyoutubeとかみてもらえればわかると思うんですけど、なんつーか、なめらかなんですよね。古代から身体美ってダヴィデ像だったりあるいは黄金比なんて言葉があったり色々あると思うんですけど、あのなめらかなダンスの中で演出されるボディラインの美しさがすごい。ただこれもとても不思議なんだけど、例えば腰がちょっと浮いていたり、ペアの歩幅がずれていたりするとやっぱりどこかでそれが崩れるんです。そんな絶妙な綱渡りの中に美があるんですね。ダンスや身体だけじゃなくて、音楽とかファッションも、たぶん。

 

 

どうやって偏見が解けたか語ったらだいぶ長くなってしまった笑。

とにかくそんなわけで初心者向けのダンスイベントにカチコチになりながらも参加し、そして優しい講師さんたちに調子に乗せられ(僕は基本そのあたりがゆるゆるでチョロい)、爆発的にハマってしまいました。ご縁あって練習にも参加させていただき、イベント3時間+練習1時間*2回を経て、この文章を書いています。ダンス歴5時間。わろた。

 

とまぁ、いっちょまえにダンスを語ってみました。もうちょっとたくさん練習してから始めても良かったんですけど、0から1になった今の状態でしか感じられない・考えられないこともあるよなぁと思いこのタイミングで言葉にしてみました。スッカスカですね笑。

 

でもブログっていいですね、書いてて楽しかったです。

 

 

 

**僕のヘタクソダンスに付き合ってくださってる方々にはこの場でお礼申し上げます。本当に、ダンス教室で知り合ったみなさん、こんな自分を優しく迎え入れてくれてめっちゃ感謝してます!!**